(2017/08/17)
浚渫船のショベルとヨシゴイ
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残っているヒメガマ群生の引き抜き作業が始まったので、対岸へ移動。
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昨日も来たのですが、まだお盆休みで工事は休みでした。昨日は生後3週間前後ぐらいと思われる幼鳥が、抜かれ始めたヒメガマの群生で餌取りの練習をしていた。ここでは他に3羽ほどの幼鳥の鳴き声が聞こえていた。通りすがりのおばあさんがため池の除染は捗っていないようなことを言っていたので少し安心していたのですが、
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お盆明けの今日、工事は容赦無く始まりました。浚渫船のショベルがヒメガマをえぐり取る数メートル先にヨシゴイの成鳥(親)が出ていた。

(動画です)

ショベルの激しい揺さぶりにも動じることのないヨシゴイの親を見て、その強さに少し泣きそうになった。

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そしてさらにショベルに近づくヨシゴイ...
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午前中のヒメガマの引き抜き作業が終わるまで、ここから動くことはなかった。

(動画その2)


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ヒメガマが抜かれたすぐ先には、生まれて数日と思われる、まだ虹彩が真っ黒で羽の短い雛が2羽いた。
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この子達はどうなっちゃうんだろう。
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ヒメガマの引き抜き作業が終わると、ヨシゴイの親は何が起こっているのかを確認するかのように、抜かれたばかりのヒメガマが積まれた山を歩いて回り、
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水際で佇み、
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浚渫船の上に乗って、動かなくなったショベルカーを見ていた。


オオタカの幼鳥
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こちらの池は鳥たちがいつもと違う様子。
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ゴイサギの多くが首を伸ばし、いつもより前に出て来ている。
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ゴイサギが一斉に飛び交う。
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普段より前に出て来ている。(ちょっとかわいい)
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等間隔に並ぶサギたち。
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カルガモ(とマガモ?1羽)、カイツブリ、バンはひとかたまりになっていた。
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その左端に、
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オオタカの幼鳥がいた。
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対峙するオオタカ幼鳥とバン。オオタカを警戒しているたくさんの鳥たちが集まっている後ろ盾があるのか、バンが近づいてもそう簡単には手を出せないようでした。
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大きな動きがないままの状態が続いてオオタカが飛び去ると、張り詰めた雰囲気の池に平穏が戻っていた。